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クリエイターノート
IRCAMとUVI
成功したペア
IRCAM Prepared Piano 2
歴史的背景
Institute for Research and Coordination in Acoustics/Musics (IRCAM、フランス国立音響音楽研究所) は、世界で最も権威のある、よく知られている音楽および音響研究所の1つです。1970年に設立さ れ、パリに拠点を置いた、50年以上にわたる芸術的感性と科学技術革新が出会う特別な場所です。
この研究所の創設は、文化と芸術におけるモダニズムとポストモダニズムに関する議論の台頭の中、 ジョルジュ・ポンピドゥー大統領からフランスの作曲家、作家であるピエール・ブーレーズへの公式 の要請にさかのぼります。当初、パリの中心部にあるイゴール・ストラヴィンスキーの広場の下に位 置するIRCAM研究所は、より良い音響コントロールを得るために完全な地下施設として建てられまし た。その後、地上に大きく拡張され、イタリアの建築家レンゾ・ピアノが設計したピアノタワーがそ れを補完しました。そして、1996年に隣接校舎を改築し、現在の姿になりました。
IRCAM Acoustics characteristics
IRCAMとUVI、永続的な物語
IRCAMとUVIの関係は20年以上前に遡ります。当初、音響研究分野でのカウンセリングとアドバイス に焦点を当てていましたが、この長年にわたる2つの協力関係は大きく進化してきました。IRCAM博 士課程の学生が私たちのチームに加わるようになり、3つの共同ブランド展開まで、私たちの結びつ きの歴史は途絶えることなく、現在も継続しています。
IRCAM Solo Instruments 2
16のオーケストラ楽器のこの鮮やかで詳細に収めた成果は、ピエール・ブーレーズによって設 立された最も重要なフランスの現代音楽アンサンブルの1つであるアンサンブル・インターコンテン ポラン(Ensemble Intercontemporain)の31人のソリストの一部によるIRCAMでの収録に基づきます。当 初、これらの作業はオーケストラサウンドの研究と分析のためのデータベース作成を目的としていま したが、UVIとIRCAMの緊密な協力により、それを制作するために必要な最高のミュージシャン、芸 術監督、エンジニアと手を繋ぎ、IRCAM Solo Instrumentsとして、製品パッケージ化しました。
IRCAM Prepared Piano 2
知識と設備を備えたIRCAM研究所、UVIチームによる傑出したサンプリング技術は、このプリ ペアドピアノによって形になりました。両者は、この非常に特徴的かつ柔軟、そして刺激的なプリペ アドピアノインストゥルメントを完成するために持てるすべての力を合わせました。IRCAM Prepared Pianoは、ジョン・ケージとIRCAMの研究者や作曲家の作品の深い分析に基づき、でき得る 限りの忠実な響きと演奏を可能にします。
IRCAMとのコラボレーションと同様、UVI製品が進化し続けます。日進月歩の技術革新やプラ ットフォームの変化に合わせ、私たちは最近、多くの機能と使い勝手の強化、150以上の新プリセッ ト、ユーザーインターフェイスの刷新による、IRCAM Prepared Pianoの新バージョンをリリースしま した!
Falconオシレーター
IRCAM研究所との共同研究プロジェクトにより、Falconのサンプルマニピュレーションに特化 した新ツールも統合されました
IRCAM Granular、IRCAM Multi Granular、IRCAM Stretch、および IRCAM Scrubオシレーターは、IRCAMの高度な方法論と研究を通じて、当社のハイブリッドインスト ゥルメントに特別な価値をもたらします。

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